平手打ちだけで勝敗を競うビンタ大会は脳損傷のリスクがあると脳神経外科医が警告
スラップファイティングという格闘競技の人気が高まっているという。これは、2人が対峙して交互に相手の頬を思いっきり平手打ちするビンタ大会だ。
受ける側はヘルメットやマウスピースなどの防具をつけることも、身をかがめてかわしたり逃げ腰になることも許されない。
どちらかが立ち上がれなくなるまで続けられ、ビンタをくらってもいかにぐらつかないで平気でいられるかで勝敗が決まる。
だが、これが脳に深刻な影響を与えるとして、脳神経外科医の間でかなりの懸念の声があがっている。
References: Neurosurgeons sound alarm over concerning levels of brain trauma in slap fighting matches / https://www.sciencealert.com/study-of-slap-fighting-reveals-signs-of-brain-injury-in-78-of-participants
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Source: カラパイア