日々の出来事が脳に及ぼす影響は2週間。今日の運動が来週のひらめきにつながる
昨晩の寝不足は、来週のあなたのパフォーマンスを低下させるかもしれない。あるいは今日の運動のおかげで、来週突然、冴えたアイデアを思いつくかもしれない。
フィンランドの最新の研究では、睡眠・運動・気分の影響が、良きにつけ悪しきにつけ、最大2週間先まで脳内で反響し続けることを明らかにしている。
つまり私たちの日々の出来事や日常の生活習慣は、数日や数週間かけて脳を形作っているようなのだ。
もしもそうなのだとしら、それを上手に活かして脳のパフォーマンスを引き出す方法があるかもしれない。
References: Echoes in the brain: Why today’s workout could fuel next week’s bright idea | Aalto University
▼あわせて読みたい
・インターネットが人間の道徳性に及ぼす影響が最新の脳科学研究で明らかに
・超集中状態「ゾーン」に入ると、脳で何が起きているのか?新たな研究でその謎が明らかに
・ピアノを弾くと脳の処理能力がアップし、気分が晴れることが研究で示される。大人の初心者にも効果
・脳スキャンを使って認知や精神疾患を調べる研究は、被験者が少なすぎて信頼できる結果が得られていない
・他人のストレス・不安は伝染する。細胞レベルで自らの脳を変化させていることが判明(カナダ研究)
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし
Source: カラパイア