宇宙の微小重力では筋肉の老化が加速する、その理由が判明
培養された人間の筋肉細胞「筋肉チップ」が国際宇宙ステーションへと打ち上げられた。宇宙環境が人間の筋肉に与える影響を調べるためだ。
その結果、微小重力下で1週間過ごした筋肉細胞は、地球上の数年分のとても速いペースで筋力が老化したことが明らかとなった。
重力に乏しい環境では、遺伝子や代謝の働きが「筋肉より脂肪を作るようにシフト」する。そのせいで老化よりもずっと速いペースで筋肉細胞が衰えるという。
だが『Stem Cell Reports』(2024年7月25日付)に掲載された研究は、少なくとも部分的には薬によって筋肉の低下を予防できることも報告している。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア