ポンペイで古代ローマの軍人の墓を発見。刻まれていた碑文によりローマの支配構造が明らかに
古代都市ポンペイは、紀元前89年、古代ローマ帝国の政務官、ルキウス・コルネリウス・スッラによって征服され、植民都市となった。ヴェスヴィオ噴火が起きる168年前のことだ。
今回新たにポンペイ遺跡の考古学公園にある図書館「ビル、サン・パオリーノ」の地下から、偶然にローマ帝国時代の軍人の墓が見つかった。
この軍人は、最後のスペイン征服戦争で皇帝アウグストゥスに仕えた重要な人物だ。はっきり残されていた碑文によってこの人物の身元が判明し、当時のローマの権力構造を理解する上で重要な発見だという。
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Source: カラパイア