ワニのミイラが明かす古代エジプトのワニ信仰。崇拝の一方で野生のワニが生贄にされていた
古代エジプトにおいて、ワニの生活はとても過酷なものだったようだ。ナイル川の象徴といってもいいワニは、当時、奇妙な崇拝の対象にされ、大事にされ甘やかされていたかと思うと、殺され生贄にされることもあった。
だが、彼らはどのようにして、自然の生息地から誘い出されることになったのだろうか。
その謎は、英国の博物館に展示されていたエジプトのワニのミイラの分析によって明らかとなった。CTスキャンによって、ワニの腹の中に未消化の魚とともに釣り針が残されていることがわかったのだ。
これは野生のワニが捕獲され、そのあとすぐに殺されたことを示している。
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Source: カラパイア