火星で発見された謎めいた穴。将来宇宙飛行士のシェルターや住処となるかもしれない
宇宙界隈はこのところ、火星の火山脇に開いている謎めいた穴に興奮しているようだ。
アルシア山山腹に開いているこのほんの数メートルほどの穴は、火星軌道を周回中のNASAの探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が、2022年8月15日に撮影したものだ。
研究者たちが興味を示している理由は、この穴が過酷な火星の放射線を遮ってくれるおかげで、宇宙飛行士たちの将来の住処になるかもしれないからだ。それどころか、この天然のシェルターが過去あるいは現在において火星の生命を守っていた可能性まである。
さらにこの穴は、火星の火山活動を理解する重要なヒントにもなるかもしれない。知らない人にはただの穴だが、専門家にとっては可能性がギュッと詰まった夢のある穴なのだ。
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Source: カラパイア