古代マヤ人にとって割れた鏡は異世界への道筋だった
鏡が割れることは不吉なことが起きる前兆と信じられてきた。西洋には鏡を割ると7年間不幸にみまわれるとい迷信があるが、鏡にうつし出された姿に神秘的な力が宿る、という信仰は古くからあり、古代ギリシャや古代ローマ時代まで遡る。
一方で古代マヤ人は、割れた鏡に対して少し異なる見方をしていたようだ。紀元1000年までの間、メキシコ南部からホンジュラス西部にかけての都市では、ひび割れた鏡を化粧道具ではなく、超自然とのコミュニケーション手段として使っていたという。
鏡が割れると、異世界と現実世界をつなぐ道筋ができると信じられていたのだ。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア