死の間際、認知症患者の記憶が突然はっきりと戻ることがある「終末期明晰」の謎
認知症は「長いお別れ」と表現されることがある。本人はまだ生きているが、これまでの記憶や思考がどんどん削ぎ落されてしまうからだ。
だが死の直前、何もわからなくなっていた認知症の人の記憶や意識が、突然はっきりすることがある。これを「終末期明晰(terminal lucidity)」という。
この不可思議な現象がなぜ起きるのか、今のところ確かなことは不明だが、いずれにせよ、それはずっと失われていた大切な人ともう一度触れ合う最後の貴重な機会となりうる。
今回はこの「終末期明晰」について詳しく見ていこう。
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Source: カラパイア