遺伝子のコピペミスが人間や動物の進化に多様性を与えた
新たな研究によると、7億年前に誕生したさまざまな動物の共通祖先の遺伝子のおよそ半分は、本来の用途を変えることで、今日の動物に見られるさまざまなユニークな特徴を作り出しているという。
そのような古い遺伝子は、生物の体において基礎的なきわめて重要な機能を担っている。それほど重要なものを、なぜ動物たちは別の用途に再利用することができたのか?
スペインの研究者が『Nature Ecology & Evolution』(2024年4月15日付)で発表した研究によれば、その原因は遺伝子のコピペミスで、同じ遺伝子を2つ作り出してしまったことだという。
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Source: カラパイア