古代ローマの地獄の門、近づいた動物たちは全て息絶える、プルトニウムの洞窟の謎を解明
現在のトルコ南西部にある古代ローマの遺跡ヒエラポリスには、冥界の王、ハデスの名を冠した洞窟があり、近づいた動物は必ず死んでしまうのだという。
ハデスのローマ名であるプルートーにちなみ、いつしか「プルトニウム」と呼ばれるようになった。元素のプルトニウムのことではない。
この洞窟で生き物の命を奪うのは、地中深くから湧き出る「ハデスの息吹」だと言い伝えられてきたのだが、最近この伝説に科学のメスが入れられることになった。
科学者による調査の結果、洞窟の地下では今も大量の二酸化炭素が発生していることが判明した。動物たちはこのガスによって、命を落としていたらしいのだ。
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Source: カラパイア