鉄の肺で70年以上生きたポール・アレクサンダーさんが死去
ポリオ治療のため、70年以上間鉄の肺で生き続けた、ポール・アレクサンダーさんが2024年3月11日に亡くなったそうだ。78歳だった。
ポールさんは6歳の時にポリオに感染し、首から下が麻痺し自力で呼吸ができなくなり、テキサス州の病院に緊急搬送された。医療用人工呼吸器の一種である金属製のシリンダー「鉄の肺」の中で目覚め、そこで残りの人生を過ごしていた。
ポールさんは鉄の肺がなくては生きていけない体になっても、大学に進学し弁護士となり、作家として多くの出版物を出した。
障がいを乗り越えながら偉業を果たした彼の死を追悼する声が世界中から上がっている。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア