古いアストロラーベに複数言語の刻印を発見、何世紀も異宗教の人々の間で受け継がれていた
11世紀につくられた天体観測機器「アストロラーベ」にアラビア語とヘブライ語両方の碑文が刻まれていることが新たに判明した。
このアストロラーベは、これまで発見されている中では最も古い希少なものの1つだ。
その遺物がイスラム教徒、ユダヤ人、キリスト教徒といった異宗教の人々に、何世紀にもわたって受け継がれ、翻訳、修正がなされていたことがこのたび初めてわかったのだ。
宗教や文化の違いをものともせず、科学的事実を追い求め共有していた当時の人々の姿が目に浮かぶような発見だ。
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Source: カラパイア