体に運動していると勘違いさせ減量と筋肉増強をうながす「運動模倣薬」の開発
様々な減量治療薬が開発される中、別のアプローチから減量と筋肉増強をうながす薬が開発されようとしている。「運動模倣薬」だ。
米フロリダ大学の研究によると、この薬を接種すると運動したわけではないのに、体が運動したと勘違いし、脂肪を減らしたり、筋肉を増強させる効果があるという。
マウスによる動物実験では、この「運動模倣薬」を与えるだけで、太ったマウスが痩せたり、以前より速く、遠くまで走れるようになったりしたそうだ。
まだ開発の段階だが、ただダイエットに効くだけでなく、歳をとると衰えがちな筋肉を維持するなど、体のサポートにも役立つと考えられるそうで、運動が難しい人にとっては画期的な薬となる。
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Source: カラパイア