心停止後も脳は活動している可能性。臨死状態から1時間経過しても記憶が残っていることが判明
心臓が止まり、臨死状態に陥るも、無事回復できた人間の中には、意識不明だった間の記憶が残っていることがあるのだという。
これは米ニューヨーク大学グロスマン医学部をはじめとする研究チームが、心停止後に心肺蘇生を受けている患者を対象にした調査で明らかになったことだ。
常識的には、酸素が供給されなくなった脳は、10分もすれば回復不能なダメージを受けるとされている。
だが、そうした人の脳では高次の精神機能に関係する活動が続いており、1時間が経過してもその間の記憶があるという。
意識不明から回復した人の中には、臨死体験を語る人がいるが、今回判明した事実に、その不思議な体験の秘密を解くヒントが隠されているかもしれない。
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Source: カラパイア