超大陸が分裂するとき、地球の地下からダイヤモンドが泉のように噴出していたことが判明
「超大陸」とは過去の地球の歴史の中で、複数の大陸が一つにくっついて形成された巨大な大陸のことだ。この超大陸は形成と分裂を繰り返し、今のような大陸の形になった。
『Nature』(2023年7月26日付)に掲載された研究によると、超大陸が分裂する際に、ダイヤモンドを地球の表面に噴出させていたことが明らかになったという。
ダイヤモンドは地下150kmもの地球の奥深くで作られる。それは「キンバーライト」という岩石に含まれているのだが、過去5億年の間に、この岩石が爆発的に噴出して地表にまで運ばれてくることがあったのだ。
噴出の速度は時速18~133kmで、時に、ポンペイを滅ぼしたヴェスビオ火山のような大爆発をともなうこともあっただろうという。
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Source: カラパイア