ちょっとかわいいアザラシみたいに動くロボット。車輪が動かない場所での救助活動に
一般にロボットといえば硬い素材を連想しがちだが、柔らかい素材のソフトロボットは生物のしなやかな動きや形態が再現でき、柔軟性や伸縮性から環境への適応性が高く、人や物にぶつかっても傷つけにくいという強みがある。
近年ソフトロボットはその特性から災害救助や医療、介護や教育に有用なマシンとして世界中から注目されている。
そんなロボットを研究するソフトロボティクス分野では、柔らかいパーツのみでできたタコ似のオクトボットやイモムシのように這うロボットなどが開発されているが、このたびアメリカの研究チームが、鰭(ひれ)が小さいアザラシのような鰭脚類(ききゃくるい)の動きをヒントに、4本足のソフトロボットを発表した。
チューブでできたこのロボットは、液体を送り込むことで硬さを変えられる。そのためやっかいな地形での移動も楽にでき捜索活動に役立つと期待されている。
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Source: カラパイア