大量発生したバッタの共食いを制御するフェロモンを発見。植物への被害を防げる可能性
普段は単独でおとなしく行動しているバッタだが、仲間の数が増えると攻撃性を増し、大群となって、植物という植物を食べ尽くしてしまう。
驚くべきことに、このイナゴの集団行動は、生き延びるために仲間と協力しているわけではなく、「共食い」が原動力になっていることがわかっている。
『Science』(2023年5月4日付)に掲載された研究では、イナゴの群れで重要な役割を果たす、「共食いから身を守るためのフェロモン」を発見したと報告されている。
この発見により、農作物を荒らし、食の安全を脅かすバッタの大群を制御する新たな可能性が開かれるかもしれない。
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Source: カラパイア