史上初観測、惑星を飲み込む恒星を発見。 地球の運命を予言していると天文学者
今から数十億年後、寿命が尽きた太陽は膨張し、やがて周囲の惑星を飲み込み始め、私たちの地球も終わりを迎えるというシナリオが存在する。
そしてどうやらそれは、本当であるようだ。恒星が惑星を飲み込むまさにその瞬間が、史上初めて目撃されたのだ。
『Nature』(2023年5月3日付)で発表されたその証拠は、地球から1万3000光年離れた星で起きた長い低エネルギーの爆発だ。
そこでは太陽とほぼ同じ大きさの恒星が、木星のような巨大な惑星を飲み込むという、陰惨な、だが壮大なドラマが展開されていた。
それは今から50億年後に太陽が死滅するとき、水星・金星・地球がたどる運命をも予言しているそうだ。
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Source: カラパイア