培養肉に本物の風味と食感を与えてくれる「培養脂肪」の開発に成功
かつての野菜や果物が品種改良を重ねられ、おいしく変化していったように、食肉の未来も変化しつつある。それは環境や動物に配慮するといった現代特有の事情によるものだが、やはりおいしくなければ需要は見込めない。
動物の細胞を培養して作る「培養肉」の研究開発が進められているが、より本物のお肉に近づけるためには脂肪分が必要だ。
アメリカの研究チームは、動物から採取した細胞から脂肪を培養することに成功したそうだ。これを培養肉に混ぜることで、よりリアルな風味と食感が味わえるようになるという。
これまで高級霜降り肉のようなサシの入ったお肉を培養することは難しかったが、今後はこの技術を使うことで、脂肪の香ばしさと風味を培養肉で再現できるようになるかもしれないとのことだ。
https://static.mincure.com/karapaia/js/sp-articlepage.js
続きを読む
Source: カラパイア