中世の写本に描かれた伝説の巨大海獣「ハーヴグーヴァ」はクジラの捕食行動だった可能性
中世の北欧には、巨大な伝説の海獣「ハーヴグーヴァ」が存在したという。古くは13世紀の写本に記されている。
浮上した部分は島と見まごうほど巨大だそうで、主にアイスランドのグリーンランド海で目撃されている。
「ハーヴグーヴァ」がエサを食べるとき、吐瀉物を撒き餌にして、巨大な口を開けてそのままじっとしている。すると何も知らない小魚たちが、向こうから口の中に飛び込んできてくれるというのだ。
フリンダーズ大学の海洋考古学者ジョン・マッカシー氏は、この文献を読んだとき、こうした食事の仕方と、ハーヴグーヴァによく似た古代ギリシャの巨大海獣「アスピドケロン」の食事法が、ある種のクジラとよく似ていることに気がついた。
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Source: カラパイア