台湾有事の机上演習 自衛隊の損失は航空機112機・艦艇26隻
【ワシントン=蒔田一彦】米政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)は9日、中国軍が2026年に
台湾への上陸作戦を実施した場合を想定した机上演習の結果をまとめた報告書を公表した。ほとんどのシナリオで中国軍は台湾の早期制圧に失敗するものの、米軍や自衛隊も大きな損失を被る
との結果になった。机上演習は米軍の元高官や軍事専門家らが参加して計24回行った。米軍が参戦するタイミングや台湾
軍の対応能力など様々な条件を変え、中国の軍事作戦開始から3~4週間を想定した。CSISが最も可能性が高いとしたシナリオで行った3回の机上演習では、中国軍は台湾の主要都市を占
拠できないか、台湾南部・台南の港を一時制圧するにとどまった。いずれの場合でも中国軍は揚陸艦の
9割を失う結果となった。一方、米軍の損失も大きく、空母2隻とその他の主要艦7~20隻、航空機168~372機を失った。3回の
うち2回で中国軍は在日米軍や自衛隊の基地を攻撃した。自衛隊の損失は3回の平均で航空機112機、
艦艇26隻となった。米軍の介入が遅れたり、自衛隊の関与が限定的だったりする「悲観的シナリオ」の19回の演習でも、中国
軍が台北を制圧できた例はなかった。報告書は、在日米軍基地の使用や台湾軍による抵抗が前提条件に
なるとし、日本や台湾との安全保障関係の強化を提言した。
それ海自壊滅してるじゃん
護衛艦の座礁は1隻?
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Source: ラビット速報