岩をも噛めるヒザラガイの最強の歯はレアな鉱物で出来ていたことが判明
磯に生息している扁平な体の軟体動物のヒザラガイは、岩をガリゴリとかじってそこに付着した藻類などを食べて生きている。そんな荒技ができるのも、この軟体動物が自然界最強クラスの硬い歯の持ち主だからだ。
だが不思議なのはそれほどまでに硬い歯を持ちながら、それを支えているのは柔軟で柔らかい組織だ。構造的に強いとは思えないのに、岩をかじっても大丈夫なのは何故なのか?
米ノースウェスタン大学をはじめとする研究グループが、その秘密を調べたところ、歯の組織から、希少な鉄鉱物が発見されたという。生物からその鉱物が見つかったのは史上初めてのことであるという。
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Source: カラパイア