再発見された生きた化石「シーラカンス」がまたしても絶滅の危機に直面。魚網にかかるケースが続出
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南アフリカのサメ漁師がマダガスカル沖で思いがけずシーラカンスを捕獲したという。あの「生きた化石」と呼ばれる古代魚だ。
古生代デボン紀に出現し、世界中の水域で生息していたシーラカンスだが、大量絶滅期に全て絶滅したものと考えられていた。ところが1938年、南アフリカのチャルムナ川で現生種の存在が確認され世界を騒然とさせた。
これまで、アフリカ(南アフリカ、コモロ諸島、タンザニア)とインドネシアの深海で発見されているが、じつは今、シーラカンスが捕獲されるケースが増えており、生物学者は彼らが再び絶滅の危機に直面していると懸念している。
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Source: カラパイア