不透明な物体を通過して反対側に映像を投影できる非破壊ビームが開発される
credit:Allard Mosk/Matthias Kuhmayer
白い砂糖をよく見てみれば、透けているようで透けていない。半透明だ。その理由は、中に進入した光が散乱してしまうからだ。
しかしオーストリア、ウィーン工科大学とオランダ、ユトレヒト大学の合同グループは、この法則が当てはまらないビームを開発してしまった。
そのビームは不規則な物体に進入しても、弱まることはあっても散乱してしまうことはない。そのまま反対側へと突き抜け、入ったときと同じパターンで脱出する。
この性質を利用すれば、普通なら光を遮ってしまう物体越しでも、映像を投影することができるという。
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Source: カラパイア