人間にも毒を作り出す基礎メカニズムが備わっていることが判明
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ベノムとかポイズンとか「毒」と言う言葉にはなぜか不思議な魅力がある。自然界には猛毒で獲物を仕留める動物や天敵を毒殺する植物が多数存在するが、人間は今のところ毒を利用するのみで、自らの体内に「毒腺」が備わっているわけではない。
だが、『PNAS』(3月29日付)に掲載された研究によれば、少なくとも毒液で武装するポテンシャルなら人間にもあるようだ。
それどころか、あらゆる爬虫類と哺乳類には毒を作り出す土台となるものが備わっているらしい。毒を生成するのに関連する器官は唾液腺だという。
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Source: カラパイア