生涯の伴侶を失った白鳥。事故現場の線路から離れようとせず20本以上の列車が止まる(ドイツ)
伴侶が死んだ線路から離れようとしない白鳥/iStock
白鳥は夫婦の絆が大変強く、一度カップルになると、どちらかが死ぬまで相手が変わることがないという。一度結ばれたら生涯の伴侶となるのだ。
昨年末、ドイツ中部の線路の上空を飛んでいたつがいの白鳥のうちの1羽が、送電線に引っ掛かり絶命してしまい死亡するという事故があった。
伴侶を失った白鳥は、線路に落ちた亡骸のそばに座り込み、係員が線路からおびき出そうとしても、そこから離れようとしなかった。
最終的に白鳥は消防隊により線路外へと移動されたが、23本の列車の運行に約50分の遅延が生じたという。『nypost』などが伝えている。
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Source: カラパイア