プラセボ効果の不思議。偽薬とわかっていても効くので心の苦痛を緩和できる(米研究)
最初から偽薬とわかっていても効いてしまうプラセボ効果の不思議/iStock
薬効成分はまったくないにもかかわらず、効き目のある薬を服用していると本人が思い込むことによって、なぜか病気や症状が治まってしまう。これはプラセボ効果(偽薬効果)と呼ばれるものだ。
プラセボ効果は、効く薬を飲んでいるという安心感や暗示的な力が作用しているのではないかと言われているが、まだまだ謎の部分も多い。
本来は「効く薬です」と言って処方する偽薬だが、最初から「偽薬ですよ」と患者に渡しても効果を発揮する場合があるというのだ。
新たな研究では、最初から「偽薬」と告げて処方したケースを分析したものだ。
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Source: カラパイア