スリランカの洞窟で4万5000年前の武器が発見される。世界最古の弓矢の可能性(旧石器時代)
4万5000年前の矢じりの発見 / Pixabay
アフリカ以外の地域で、人間によって使われた弓矢の矢尻がスリランカで発見された。4万5000年から4万8000年前のものだという。
後期旧石器時代は、ベリゴール、オーリニャック、ソリュートレ、マドレーヌなど、現代のヨーロッパ圏文化地域で石器が登場した時代だった。
しかし、今回の発見は、スリランカのような熱帯雨林がうっそうと広がるアジアの地域でも、素早く逃げる獲物を捕らえるための画期的な道具が作られていたことがわかったのだ。
つまり、人類はアフリカ大陸を出てわりとすぐに、過酷な環境に順応していたということになる。
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Source: カラパイア