いて座A*に異変が?天の川中心に鎮座する超大質量ブラックホールが活発化していることが判明(ベルギー研究)
私たちが暮らす銀河系――その中心には「いて座A*」という超大質量ブラックホールが鎮座している。
ブラックホールと聞くと、手当たり次第に周囲のものを吸い込む宇宙の破壊者のようなイメージがあるが、いて座A*についてはそうではない。少なくとも、周囲の物質をむさぼり、とんでもなく明るく輝く銀河核「活動銀河核」には分類されていない。
ところが、このほど、いて座A*のX線フレアがここ数年で増加していることが確認されたそうだ。
リエージュ大学(ベルギー)の研究者を中心とするグループの観察によれば、2014年8月31日以来、明るいフレアが生じる頻度は3倍に増えたとのことだ。
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Source: カラパイア