人間の脳は自分が信じている考えを正当化するためにデータを歪めて記憶する(米研究)
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人は自分が信じたいものしか信じない。どんなに科学的根拠を積み上げて説得しても、信念や偏見の前では無力であることが、これまでの研究で明らかとなっているが、新たなる研究ではそれが裏付けられる形となった。
『Human Communication Research』に掲載された論文によると、我々は、意見の分かれる話題を議論する時、自分が信じている考えを正当化するために、動かしがたい事実があるにもかかわらず、それを歪めて解釈し、自分に有利になるように記憶するという。
さまざまな話題が人から人へ伝わっていく過程で、それぞれの偏見や主観が加わり、話の中の数字がすり替えられていくことが明らかになった。
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Source: カラパイア