Zozo前澤「日本人って、なぜお金を持ってる人を無条件に叩いてもいいという空気があるのですかね……」
前澤友作氏が本音を語った「なるべく嫌われたくはない」渦中の前澤氏が、プロインタビュアーの吉田豪氏の取材に答えた。
──そんなに嫌われるようなことはやってないはずの人なのに、なんでこうなってるんだろうなって思いながら見てます。
前澤:そうなんですよ! ぜんぜん嫌われるようなことはやってないつもりなんですけどね。
──ホリエモン(堀江貴文氏)とかならわかるじゃないですか。嫌われてもいいやっていう腹のくくり方でやってる人で。
前澤:そうですよね、僕はあんな大胆に言ったりやったりできないですよ、これでも嫌われたくないですから。
──ダハハハハ! かなり気遣いが見え隠れするので。
前澤:ホントに! 会うと「意外と謙虚なんですね」とか、言われるんですよ。
「メディアが作り上げたイメージと実態はぜんぜん違うんですね、思ったより小柄ですし」みたいな、「それは関係なくないですか?」っていう(笑)。──どうしても日本は「お金がある人間はある程度叩いてもいい」みたいな空気があるじゃないですか。
前澤:そう、無条件で。
──で、そういう人がちょっと失敗っぽいことをした瞬間に。
前澤:「ざまあみろ!」と。ホント、お金を持てば持つほど、世の中の人は、いいなと思ってるんでしょうけど、持てば持つほど嫌なことだって増えますよ。
だから神さまは見てるんだなと。ただただお金を持たせてはくれないんだな、と(笑)。持ったら持ったで、それなりに大変なんだなっていう。どこかで見てますよね。
ただ、楽しいか楽しくないかでいったらもちろん楽しくやってますよ。──もうちょっとうまく稼いで、そんなに矢面に立たずにうまくやってる人もいると思うんですよ。たぶんメディアに露出すればするだけ風当たりも強くなる部分があると思って。
前澤:それもそうかもしれませんが、だんだん世の中から注目されはじめて、昔は何か買ってもいちいち人に言うこともありませんでしたが、そのうち買うものが買うものなのでバレはじめて……。
──金額がデカすぎるから(笑)。
前澤:それがまたフェイクの記事につながったりして。何を買ったらしい、いやいや、そんなのは買ってないし。何億したらしい、いやそんなにしてないし。
いやその10倍高いし、みたいな。そういうのが続いているうちに、もう面倒くさいから目立つものを買ったときは全部憶測で書かれるより言っちゃおう、と。それを欲しい人から見たら、いいなってなるし、夢あるなってなるし、その人にとってのやる気とかにつながるだろうしって思ったんですよ。
だからジェットも買いました、アートも買いましたって、どんどん言うことにしたんですよ。そしたらフェイク記事じゃなくなったけど、逆に前澤ふざけんなみたいな。
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Source: ラビット速報