アートには心と体の健康を向上させる力がある。WHO(世界保健機関)がアートセラピーの有用性を報告
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アニマルセラピーやミュージックセラピーなど、世の中にはさまざまなセラピーが存在する。
薬や手術などに頼らない心理療法等のことであり、芸術的な創作活動を行うアートセラピーもそのひとつだ。
アートセラピーは決して新しいものではない。たとえば1969年には全米アートセラピー協会(American Art Therapy Association)が発足し、『Art Therapy』という学術誌が発行されている。
そしてそれから50年が流れた今、国連の一機関として世界の人々の健康を担う世界保健機関のヨーロッパ地域事務局(以下、WHO)がアートの治療効果に注目しているようだ。
先日公表されたレポートには、アートに治癒効果があるか調査を進めた結果、その効果が確認された旨が説明されているのである。
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Source: カラパイア