白い布が被せられたまま、誰も中身を見たことがない「幽霊時計(ゴースト・クロック)」その理由とは?
image credit:Dave McIntire
アメリカのカンザス州出身のアーティスト、ウェンデル・キャッスル氏(享年85歳)は、家具をアートに変えた人物だ。
彼が手掛けた家具作品の数々は、ただ家具として使用するにはもったいないほどのユニークさと表現力、巧妙さに富んでいる。
階段のようなひきだしを持つデスクや、炎を象徴したかのような椅子など、全ての作品が躍動感を持ち、まるで今にも動き出すかのようだ。
そんな作風を多く手掛ける同氏が、1980年代に時計シリーズ13品にチャレンジ。最後の時計は前回の12作とは全く異なるデザインに仕上げられ、『幽霊時計(ゴースト・クロック)』という名がつけられた。
その名に相応しく、13番目の時計には白い布が被せられ全く中が見えない。しかし、実はこの作品は、巧妙なトリックが仕掛けられてあったのだ。
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Source: カラパイア