【朗報】小学生の性教育の為にエッチなトイレットペーパーが作られる
多くの人に正しい性知識を理解してもらおうと、静岡県立大学3年の鶴田七瀬さん(23)が代表を務める一般社団法人「Sowledge(ソウレッジ)」が、クラウドファンディング(CF)を活用して「性教育トイレットペーパー」の普及を目指している。
鶴田さんは「誰もが自分なりの性との関わり方を、自由に、安全に選択できるようになってほしい」と話す。【池田由莉矢】
トイレットペーパーに体の仕組みや性暴力に遭った後の対処などを題材にした漫画や絵を描き、手に取ってもらうことで、広く性知識を浸透させることを狙う。
描く内容はユネスコが出版する「国際セクシュアリティー教育ガイダンス」を参考に、医師らの監修を受ける。
鶴田さんは2月に友人の早稲田大生、山田玲さん(22)とソウレッジの活動を始めた。
人々が生きるのに必要な情報や知識を伝える活動を通じて、「誰もが尊厳を大切にできる社会」を目指すことを活動理念に掲げる。鶴田さんは「社会問題の多くは無知が原因。人々がお互いに教え合って、頼ることができれば社会問題は減る」と話す。
性教育トイレットペーパーは鶴田さんの発案でソウレッジの初事業。幼少期から性差別に関心があったが、大学生になり親友が性暴力の被害に遭っていたことを後から知らされた。
また、同年代の女性が出産した子どもを遺棄する事件をニュースなどで知り、「性についての知識水準を上げなければ」と考えるようになった。
トイレはどこにでもあり、性別や年齢に関わらず他人の目を気にしないで性知識を学んでもらえると、性教育トイレットペーパーを思いついた。
「誰もやったことがないから自分がやる」と構想を練り、性行為から受精を経て妊娠・出産に至る過程を描いた試作品などを作った。
量産して効果を確かめたいと5月にCF(https://camp-fire.jp/projects/view/152188)を始め、今月26日の期限まで10日以上を残して目標の120万円に達したが、募集は続ける。
5000円以上の出資者に試作品を配り、改善点を指摘してもらう。その上で、9月をめどに実用化し、無料で小学校に配ることを目指している。
鶴田さんは「ゆくゆくは性暴力が起きやすい居酒屋やバーに置いてもらって、性暴力を抑止したい」と話す。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000010-mai-soci
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Source: 妹はVIPPER