“万能の薬箱”と呼ばれるエルダーベリー。インフルエンザの症状を緩和させる効能が明らかに(オーストラリア研究)
Rita/Pixabay
白色の可愛らしい花を咲かせるエルダーフラワーは、レンプクソウ科ニワトコ属の被子植物だ。この植物は西洋で「万能の薬箱」とも呼ばれており、花序を煮詰めて作ったコーディアルや、果実をジャムや果樹酒にして古くから飲用されてきた。
抗炎症作用や、鎮痛作用、粘液の浄化作用、不安やうつを和らげたり、美肌作用があったりと、様々な効果があると言われており、薬としてもそのエキスが錠剤やシロップとして市販されている。
特に果実となるエルダーベリーは植物療法の歴史の中でも最も注目されている。その理由は、インフルエンザウイルスに対する効果効能があると謳われているからだ。
新たなる研究によると、やはりエルダーベリーにはインフルエンザの症状を緩和させる効果があるようだ。
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Source: カラパイア