かつてそこには大きな湖があった。急速な水面低下で船が打ち捨てられた状態になっているアラル海「船の墓場」
image credit:Mark Pitcher/flickr
ほんの30年ほど前、ここには地球で4番目に大きな内陸湖があった。
それは雄大で、かのアレクサンダー大王は渡るときの苦労を書き残している。またそう遠くない昔、たくさんの船が漁に出て、湖畔は行楽客でひしめいていた時代もあった。
だが、過去600年で初めてアラル海はほぼ干上がってしまった。そして、そこに取り残された錆びついた船が、幽霊船のような姿で往時の面影を伝えている。
現在のアラル海は1960年代のときの1割しか残っていない。その原因は明らかに人災であって、史上最悪の環境破壊の1つだと考えられている。
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Source: カラパイア