引っ越しの時に置き去りにされた犬が、もう一度人と共に第二の犬生を望むまで(アメリカ)
8歳になるラブラドール・レトリーバーのラリーは、アメリカ・カリフォルニア州にある造園業者の所有する倉庫の駐車場で寝起きしていた。
ラリーはここで生まれたわけではない。元々は道路を隔てた向かい側の家で飼われていたのだ。しかし、飼い主はラリーを置き去りにしたまま引っ越してしまったのである。
ラリーは、仕事でここを訪れるトラックの運転手たちの厚意にすがって生きていた。お腹を空かせたラリーを見かけると、彼らは食べ物や飲み物を分けてくれたのだ。
配達ルートでこの場所を通る女性ドライバーも犬の存在に気が付いた。犬のぐったりとして元気がない様子に心を痛めた女性配達員は、インスタグラムで犬用のアカウントを作ることにした。
その厚意が、ラリーの運命を少しずつ切り開いていくことになった。
続きを読む
Source: カラパイア