回転寿司業界トップの『スシロー』人気の理由に迫る
回転寿司業界トップ『スシロー』人気の理由に迫る
『株式会社あきんどスシロー』が展開する回転寿司チェーン・スシロー。全国492店舗を展開し、売上は1,551(2016年10月~2017年9月)億円。回転寿司業界ナンバー1を誇る。しかもこの額は、過去最高。今も業績を伸ばし続けている。快進撃の理由は、100円とは思えない味。それを支えているのが、ネタを厳しく見極め、仕入れを行う“鬼の目利き師”の存在。スシロー商品部長・六角圭さん。
静岡県・清水港。クレーンに吊られて水揚げされる、冷凍まぐろの束。まぐろは、ニッポンのお寿司の花形。スシローで最も人気の高いネタも、やはりまぐろ。売上は、1日約13万皿。年間4,900万皿ほどを消費する。これは、スシローだけで0.3秒に一皿食べられている計算。この膨大な量を毎日調達できるルートを六角さんは確保している。楽しみに来た客が、品切れでまぐろを食べられない。それは「許されない領域」だと、六角さんは言う。
仕入れで大事なのが、味。グレードの高い『本まぐろ』なら味は保証されるが、スシローではありえない。なぜなら、スシローのまぐろは、いつも変わらず100円。値段を上げず、味で驚かせる。そんな100円で味のミラクルを起こすまぐろが必要だ。冷凍の段階でそれを見極めるのは、至難の業。しかし、「品質と価格を瞬時に判断する。それを覚えるのが仕事」実は六角さん、若い頃は清水港で日々働き、まぐろを見る目を養っていた。研ぎ澄まされた勘だけが頼りの目利き。その確かさがスシローの目に留まり、今の仕事に就いたという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180409-00010000-cbc-soci
こちらもおすすめ
続きを読む
Source: お料理速報