ヒレを使ってヨチヨチ歩く。世界で最も希少な魚の「レッドハンドフィッシュ」の個体数が2倍に増加(オーストラリア)
魚と言うとスイスイと水中を「泳ぐ」姿が思い浮かぶだろう。だが、オーストラリアのタスマニア州の固有種には、ヒレを地面に這わせながら「歩く」という面白いタイプの魚が数種類存在する。
「レッド・ハンドフィッシュ(Thymichthys politus)」もその仲間だ。世界で最も希少な魚と考えられており、先週までに知られていたのは20~40匹程度の個体群1つのみで「絶滅危惧II類(危急)」に分類だれていた。
だがこの度、新たな個体群が発見されたおかげで、既知の生息数は一気に2倍に跳ね上がった。
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Source: カラパイア