植物を光源に。暗闇で光る植物を作り出す研究が進められている(米研究)
昔の偉い人は、夜の暗闇の中、蛍の光の明かりや雪明かりで本を照らして勉強し、貧しくても出世を成し遂げたという。これは「蛍雪の功(けいせつのこう)」ということわざだが、近い将来そこに植物が加わるかもしれない。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が、暗闇で光ることができる植物を作ろうとしている。植物ナノバイオニクスと呼ばれる技術によるものだ。
ナノ粒子をクレソンの葉に埋め込んだところ、3時間半ほどうっすらとほのかな光を植物自らが放てるようになったという。
次なる目標は、仕事場全体を照らすのに十分なほど明るく輝くことができる植物をつくることだ。成功すれば、樹木を自家発電できる街灯代わりに使うことができるかもしれないという。
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Source: カラパイア